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「サカイ」20AWはアインシュタインを胸に ナイキやテンシー、ドクター ウーとのコラボに注目

FASHIONSNAP.COM

2020年1月


 会場には木材とブロックがランダムに置かれてカラーテープで括られ、インダストリアルな雰囲気。ショーはウィメンズのパンツルックでスタートした。カーキがベースのジャケットは、ブラックのラペルと腰下にピーコートの裾部分がドッキングしたデザイン。サカイならではのハイブリッド技術は今シーズンも健在で、ウールのトップコートにMA-1ジャケットをレイヤードしたアウターや、ダウンジャケットとウールのブレザーを融合したアウター、ダブルブレストジャケットとプリーツスカート、ダブルブレストジャケットとプリーツスカートを組み合わせたアウターなどが登場。オーセンティックなスーツスタイルやセットアップを独自に再構築し、随所にミリタリーの要素を差し込んだ。アクセサリーではイニシャル「S」をあしらったベースボールキャップや、シグネットリングをネックレスやイヤーカフとして着けるスタイリングが印象的だ。


 ブランドやクリエイターとのコラボレーションもトピックの一つ。注目は「ナイキ(NIKE)」との協業によるVaporWaffleスニーカー。昨年発売され争奪戦となったコラボシューズ「LDWaffle」と同様、スウッシュやタンが二重になったデザインで、早くもスニーカーファンの間で話題となっている。スーツやバッグ、ドレスに取り入れられた柄は、ドクターウーがサカイのためにデザインしたタトゥースケッチをバンダナ地にプリントした。


 オリーブグリーンやブラックなど落ち着いたトーンの中で目を引いた鮮やかなグリーンのダウンジャケットは「ストーンアイランド(STONEISLAND)」と「シーピーカンパニー(C.P.COMPANY)」の元デザイナーが創業したブランド「テンシー(Tenc)」とのコラボアイテム。テンシーのシグネチャー生地「OJJ」のアノラックに、グリーンのダウンライナーをあえて外側に重ね、レイヤリングのシステムを反転させたという。

 後半で登場したメンズモデルが着ていたTシャツにプリントされていたのは、誰もが一度は目にしたことのあるアルベルト・アインシュタインの写真。「Ibelieveinintuitionsandinspirations.IsometimesfeelthatIamright.IdonotknowthatIam.(私は、直感とインスピレーションを信じる。私は、時に自分が正しいと感じるが、実際本当に正しいかはわからない)」という氏の名言がプリントされた。



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