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「LVMHグループ」増収率鈍化も19年通期は売上増、今期は新型ウイルスの影響懸念

FASHIONSNAP.COM

2020年1月

 地域別では欧州、アメリカ、アジアが共に堅調に推移。一方で増収率鈍化の要因には香港で長期化するデモの影響を挙げ、特に免税店のDFSが打撃を受けたという。全体ではファッション&レザーをはじめ全カテゴリーで増収を記録し、ブランド別では「ルイ・ヴィトン(LOUISVUITTON)」および「ディオール(DIOR)」が特に好調だった。

 2019年は高級ホテルグループ「ベルモンド」の買収をはじめ、「ステラマッカートニー(StellaMcCartney)」とのパートナーシップ締結、また「ティファニー(Tiffany&Co.)」買収などのニュースが続いたが、グループ会長兼CEOのベルナール・アルノー(BernardArnault)は、引き続き成長維持を目指す一方で、先行きの不透明さに慎重な見方を示している。直近では中国本土で拡大する新型コロナウイルスにより嗜好品の買い控えが予想され、中国国内で高級ブランド関連株の下落が報じられるなど、今期はLVMHグループを含むラグジュアリー市場全体への影響が懸念されている。


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