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資生堂がリキッドファンデーションの新処方開発、ストッキングの網目や固形コンシーラーの構造に着目
FASHIONSNAP.COM
2020年2月

新処方の開発に際して、資生堂は固形のコンシーラーに使用される高いカバー力を持つ密着成分に着目。密着成分は室温で固まる性質があるため、従来は固形タイプの製品に使用してきたが、新処方では密着成分を粉末状(密着粉末)にすることでリキッドファンデーションへの応用に成功した。密着粉末は半透明かつ不定形な構造で、肌の凹凸を補正する一般的なパウダーよりも肌との親和性が高く、リキッドが白浮きせずに肌表面を整える効果が期待できるという。
新しい処方を採用したリキッドファンデーションでは、厚塗り感を抑えた自然な仕上がりを重視。ストッキングのような網目状の構造に注目し、なめらかな触感で肌に馴染みやすい効果を持つジェリー状ペーストと密着粉末を組み合わせたという。これによって実現した網目状の構造によって、カバー力の持続と自然な仕上がりを両立している。
新処方を採用した初の商品として、「マキアージュドラマティックジェリーリキッド」を4月21日に発売する。
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