SHISEIDO

ブランド

資生堂がリキッドファンデーションの新処方開発、ストッキングの網目や固形コンシーラーの構造に着目

FASHIONSNAP.COM

2020年2月

 新処方の開発に際して、資生堂は固形のコンシーラーに使用される高いカバー力を持つ密着成分に着目。密着成分は室温で固まる性質があるため、従来は固形タイプの製品に使用してきたが、新処方では密着成分を粉末状(密着粉末)にすることでリキッドファンデーションへの応用に成功した。密着粉末は半透明かつ不定形な構造で、肌の凹凸を補正する一般的なパウダーよりも肌との親和性が高く、リキッドが白浮きせずに肌表面を整える効果が期待できるという。

 新しい処方を採用したリキッドファンデーションでは、厚塗り感を抑えた自然な仕上がりを重視。ストッキングのような網目状の構造に注目し、なめらかな触感で肌に馴染みやすい効果を持つジェリー状ペーストと密着粉末を組み合わせたという。これによって実現した網目状の構造によって、カバー力の持続と自然な仕上がりを両立している。

 新処方を採用した初の商品として、「マキアージュドラマティックジェリーリキッド」を4月21日に発売する。 


取り扱いショップ

資生堂 小田急町田

クレ・ド・ポー ボーテ 小田急町田

クレ・ド・ポー ボーテ 渋谷スクランブルスクエア


関連記事

社員平均年収1億円、そして宇宙進出 スキンケア「Yunth」で急成長、Aiロボティクス龍川CEOの果てない挑戦

「クレ・ド・ポー ボーテ」スキンケアの刷新が完了 主力美容液“ル・セラム”に続く2ステップが登場